今年もしめ縄を取り替えるお手伝いをしてきました

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紅葉で山の木々が色鮮やかになり、色々な色が彩る秋の山もとても綺麗です。
11月15日は「大内山神社」の鳥居やご神木である杉の木のしめ縄をかえる日。
お手伝いをはじめて今年で3回目となり、
ななちゃん&シュウちゃんと私(サチコ)の3名で先日中条へ行ってきました。

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お手伝いと言っても逆に教えていただくことがたくさん。
昔の話や歌を聞かせていただきながら、しめ縄の「ひげ」を切り、
山道や本堂の掃除をするといささやかなお手伝い。
こういった行事が昔からずっと行われていて全国の色々なところでも知られていない行事が
たくさんあるのだと思うと、どうやったら残せるのだろうと改めて思ってしまいます。
知らないうちになくなってしまうのではなく、
少しでも誰かが知る機会が増えるといいなと思います。
きっと自分の生まれた故郷でもあるのだなと考えさせられます。

こういう行事や行いがあったという記録を少しでも残したいという静子さんの願いも
引き続きお手伝いしていきたいです。
通えば通うほど、いろいろな知らないことを教えていただける機会を
いただけていることにも感謝しています。しめ縄の行事は、女人禁制だったそうですから。

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今年はシュウちゃんが杉の木にしめ縄をつけるお手伝いもしましたが
高いハシゴに乗ってつけるのはとても怖そう。中条のおじいちゃん達はスイスイ。
慣れはあると思いますが、皆さん元気です。また来年も来たいです。

そういえば、しめ縄は七五三の合計15本を飾ると教えてもらったのも
この行事のお手伝いででした。調べてみたら、しめ縄は「七五三縄」ともいうそうで
なんだか納得。

◎神祇辞典(大正13年東方出版)
……..各社古来の慣行によるものもあり七五三のしめの子を
七は天神七代の形、五は地神五代 三は三貴子に象ると云ひ、七五三は併せて十五也、
天道は十五にして成る也、 など言へるもあれど、神道名目類聚抄に、
或説曰縄は正直の儀、端を出すは質素の體なり、、、
七五三等の数の事は、後人の附會なりと云へるを信ずべしとなす。

なんだか、難しひ也。。

ggサチコ